トップページ > 贈呈式・受賞者紹介 > 第15回 受賞者決定のお知らせ > 第15回 贈呈式
第15回 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」
贈呈式
- 公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団が主催する第15回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の贈呈式が、10月24日(月)午前11時より東京・千代田区の出版クラブにて催されました。
- 贈呈式の様子
- 主催者代表挨拶・選考経過報告
- 主催者挨拶 浅野純次理事長
- 選考経過報告 柳楽節雄理事
- はじめに高橋松之助記念顕彰財団理事長の浅野純次氏の主催者代表挨拶があり、「3年ぶりに受賞者を迎え贈呈式が開催できますこと、とても嬉しく思います。この賞も今年で15回を数え、これまで全国各地の読書推進活動に顕著な学校・団体等を表彰してきました。受賞の皆さまにおかれましては、受賞がゴールではなく、この素晴らしい活動を地域・周辺に広め、読書の輪が全国に広がっていきますよう祈念いたします。本日は誠におめでとうございます。」とお祝いの言葉を述べられました。
- その後、選考委員の柳楽節雄氏より受賞者の業績の紹介とともに選考経過報告が行われました。
- 講評・賞贈呈
- 講評 片山善博選考顧問
- 賞贈呈「朝の読書大賞」
- 賞贈呈「文字・活字文化推進大賞」
- 講評として選考顧問で大正大学教授・元鳥取県知事の片山善博氏より、「今、日本の国際的地位が低下していると言われています。科学技術、文化大国を目指すとき、基礎を支えるのは読解力で、その礎は読書であります。読書推進活動は社会全体で取り組む必要があります。」と述べられました。
- 賞の贈呈が行われ、「朝の読書大賞」は選考委員の上野徹氏より、「文字・活字文化推進大賞」は選考委員で金の星社社長の斎藤健司氏より、各受賞者に表彰状、トロフィーが贈られました。
- 受賞者挨拶
- 受賞者挨拶 嬉野市立久間小学校
坂本和子校長 - 受賞者挨拶 高崎市立第一中学校
佐藤明彦校長 - 受賞者挨拶 和歌山県立田辺中学校・高等学校
西嶋淳校長 - 受賞者挨拶 三郷市 有田るみ子教育長
- 「朝の読書大賞」受賞の嬉野市立久間小学校の坂本和子校長は、「本校では2000年より朝の読書を開始し、20年以上にわたり、毎日15分間の活動を続けてきました。子どもたちが落ち着いて1日がスタートできる、なくてはならない時間です。現在では、隙間時間に本を読む習慣がついてきております。読書はこころの栄養であり、言葉の貯金を増やしてくれます。次の世代へと続いていくよう、これからも読書活動を続けてまいります。」と述べられました。
- 高崎市立第一中学校の佐藤明彦校長は、「本校では朝の読書を24年以上継続しています。また、ブックトーク、ビブリオバトル、卒業生が残すイチオシ本POPなど様々な読書活動を長年継続して行っておりますが、こうした活動を評価いただき、大変感謝しております。ある生徒から言われたのですが、読書は自分で楽しむだけでなく、ひとと感想を共有して盛り上がるのも楽しい、と。読書の好きな生徒がすくすくと育っています。今日の受賞を励みに、さらに読書活動を発展させ、今後も学校のよき伝統として、継続してまいります。」と述べられました。
- 和歌山県立田辺中学校・高等学校の西嶋淳校長は、「読書は人生を豊かにし、世界を広く深いものにしてくれます。楽しいとき、嬉しいときだけでなく、悲しいとき、苦しいとき、孤独の時間にあっても寄り添ってくれる、一生の友となってくれるものだと信じています。大学生になっても社会人になっても読書はずっと続けていってほしい。そんな思いで、生徒たちの読書の習慣をつけるため、朝の読書をはじめ様々な読書推進活動を行っています。受賞は学校・生徒にとって大変励みになります。」と述べられました。
- 「文字・活字文化推進大賞」を受賞した三郷市教育委員会の有田るみ子教育長は、「今年は三郷市が市制施行50年という節目の年に、このような賞をいただくことが出来、大変光栄に思います。三郷市は2013年3月に「日本一の読書のまち」を宣言してから、行政・地域・学校・市民が協力しながら、各種の読書活動を行ってきました。子ども司書の養成、全国家読ゆうびんコンクールの開催をはじめ、昨年の第2次日本一の読書のまち三郷推進計画制定から、「ふれあいトライアングル事業」を推進しています。今回の受賞を励みに、より一層の読書推進活動に励んでまいります。」と述べられました。
- 以上を持って贈呈式は終了いたしました。
【お問い合わせ先】
- 公益財団法人 高橋松之助記念顕彰財団
- 〒162-8710 東京都新宿区東五軒町6-24
- TEL:03-5225-9711 FAX:03-3266-1855