財団設立主旨
- 社会の荒廃を象徴する事件が相次ぎ、かつて日本人が持ち合わせていたモラルの低下が憂慮されています。このことは、国民の活字離れ、読書離れと決して無関係ではありません。失われつつあるモラルを取り戻すには、情緒や感性を育む読書活動の活性化が最良の手段であると考えます。
- すでに全国各地では、多くの方々が、文字・活字文化の振興に向けて様々な活動を実践し、着実に成果を上げています。私たちはこうした活動をさらに大きなものにしたいと考えます。
- 当財団は、公益社団法人全国出版協会「文字・活字文化振興法推進協議会」の顕彰事業であった高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」を継承し、学校や地域、自治体での読書推進や文字・活字文化に関する活動などに取り組んでおられる方々を顕彰、激励していきます。
- 当財団はそれらの活動の成果を広く伝え、文字・活字文化の発展と活性化のために貢献してまいります。