第11回 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」
贈呈式

  • 公益財団法人高橋松之助記念顕彰財団が主催する第11回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の贈呈式が10月30日午前11時より東京・千代田区のクラブ関東にて催されました。
受賞者全体写真
受賞者全体写真

 

  • 浅野純次理事長の挨拶
  • 主催者挨拶 浅野純次理事長
    主催者挨拶 浅野純次理事長
  • はじめに高橋松之助記念顕彰財団理事長の浅野純次氏の主催者代表挨拶があり、受賞者の発表とお祝いの言葉を述べられました。
  • 祝辞
  • 来賓 衆議院議員細田博之氏 祝辞
    来賓 衆議院議員細田博之氏 祝辞
  • 来賓の衆議院議員で活字文化議員連盟・図書議員連盟会長の細田博之氏より、「現在、図書議員連盟では学校司書の配置促進や、国立国会図書館と市町村・民間との連携などに取り組んでおります。特に青少年に向けてどのような本を薦めていくべきか、よりよい読書環境を創っていくか。受賞者の皆さまには今後もご精励いただきますようお願いいたします。本日は誠におめでとうございました。」とお祝いの言葉が述べられました。
  • 贈呈式
  • 賞贈呈 「朝の読書大賞」
    賞贈呈 「朝の読書大賞」
    賞贈呈 「文字・活字文化推進大賞」
    賞贈呈 「文字・活字文化推進大賞」
  • 選考顧問の上智大学名誉教授の植田康夫氏より選考経過の報告がなされた後、賞の贈呈が行われ、朝の読書大賞は選考委員の上野徹氏より、文字・活字文化推進大賞は選考委員で文字・活字文化推進機構理事長の肥田美代子氏より、各受賞者に表彰状及び副賞が贈られました。
  • 受賞者挨拶
  • 受賞者挨拶 青葉小学校 大田寿校長
    受賞者挨拶 青葉小学校 大田寿校長
    受賞者挨拶 松任中学校 藤田実代子司書教諭
    受賞者挨拶 松任中学校 藤田実代子司書教諭
    受賞者挨拶 八千代西高校 三浦勤治校長
    受賞者挨拶 八千代西高校 三浦勤治校長
    受賞者挨拶 八戸市 原田悦雄部長
    受賞者挨拶 八戸市 原田悦雄部長
  • 「朝の読書大賞」受賞者の霧島市立青葉小学校の大田寿校長は、「本校では平成9年の開校時からPTAの協力のもと、教職員や図書館司書も一体となり様々な読書活動を行ってきました。毎朝10分間の朝の読書とともに週2回の『読書タイム』の実施、読み聞かせやビブリオバトル、家読も行っております。今後も読書活動を通して、心の教育と学力の向上に繋げていきたい。」と述べられました。
  • 白山市立松任中学校の藤田実代子司書教諭は、「本校では毎朝15分間の朝の読書をはじめとした様々な読書推進を行っています。保護者から生徒へお薦めの本を紹介する『親から子へ 中学生のみんなに読んでほしいこの1冊』の配布や、全教職員による生徒への『本の読み語り』、前校長が寄贈した文庫コーナーの設置など、悩み多き中学生が本を通して生き方を学び、心を育みより良い人生を歩んでいってほしいと考え、活動しております。今後も図書館教育に邁進していきます。」と述べられました。
  • 千葉県立八千代西高等学校の三浦勤治校長は、「本校は平成13年に、県内公立校初の朝の読書を開始しました。教員全員で取り組むことの重要性、継続性を重視し『朝読委員会』を立ち上げ、毎年活動を見直すことで無理なく継続しております。また『八千代西高の先生おすすめ本五十冊』冊子を配布や、近隣の老人ホームや特別支援学校などに出向き、『読書交流会』で地域との交流も図っています。今後も『継続は力なり』を合言葉に朝の読書をより良くして、学生に活字に触れる心地よさを率先して味あわせていきたい。」と述べられました。
  • 「文字・活字文化推進大賞」を受賞した「本のまち八戸」八戸市まちづくり文化スポーツ観光部の原田悦雄部長は、「八戸市は市長の小林眞が市長選公約に読書推進を掲げたほど読書が大好きで、市の各部署が連携して『本のまち八戸』を推進しております。幅広い世代の市民が本に親しむきっかけを作るために、『ブックスタート事業』や3歳児を持つ保護者にブッククーポンを贈る『読み聞かせキッズブック事業』、小学生が本の購入を体験する『マイブック推進事業』などを行っています。昨年拠点施設『八戸ブックセンター』を開設、市民活動などと連携しながら『本を読む人を増やす、書く人を増やす、そして本でまちを盛り上げる』を基本方針として地域文化に根差した運営を行っています。今回の授賞を契機に、これまで以上に本と人や、人と人のつながりを創出していきたい。」と述べられました。
  • 以上の式次第を持って式は終了、会場を中ホールから大ホールに移して祝賀会が催されました。
  • 祝賀会
  • 祝賀会 阿刀田選考顧問 乾杯の挨拶
    祝賀会 阿刀田選考顧問 乾杯の挨拶
  • 各受賞者の入場は拍手で迎えられ、選考顧問で作家・山梨県立図書館長の阿刀田高氏より「私は読書というのは何よりも自由であるというのが大切であると考えています。読書推進はハロウィンみたいにお祭りになりづらく、地味に思えるかも知れませんが、確実に一人ひとりの胸に深く届くものを持っている運動であると信じております。本日は誠におめでとうございます。」と乾杯の挨拶と祝辞を述べられました。祝賀会は110人を超える多数の出席者のなか、受賞者を囲んで賑やかに催されました。

 

【お問い合わせ先】

公益財団法人 高橋松之助記念顕彰財団
〒162-8710  東京都新宿区東五軒町6-24
TEL:03-5225-9711  FAX:03-3266-1855

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