第7回 高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」
贈呈式

  • 第7回高橋松之助記念「朝の読書大賞」「文字・活字文化推進大賞」の贈呈式が10月30日午前11時より東京・千代田区のクラブ関東にて催されました。
受賞者全体写真
受賞者全体写真

 

  • 全国出版協会 田中健五会長の挨拶
  • 全国出版協会 田中健五会長の挨拶
    全国出版協会 田中健五会長の挨拶
  • はじめに高橋松之助記念顕彰財団理事で全国出版協会の田中健五会長の挨拶があり、「今年8月、全国出版協会を設立者として一般財団法人高橋松之助記念顕彰財団が発足し今回は新財団主催の初めての高橋賞となります。これを機により一層賞の充実に努めてまいります」と述べられました。
  • 祝辞
  • 来賓衆議院議員 細田博之氏の祝辞
    来賓衆議院議員 細田博之氏の祝辞
  • 来賓の衆議院議員で活字文化議員連盟・図書議員連盟会長の細田博之氏より、「電子メディアの普及はめざましいが、書物に対する認識や重要性が低下するものではない。書物には著者その人の人生観、経験、主張が詰め込まれ、それを読むことによって読者は単に知識を得るだけでなく、世界を広げ、人格を形成していくものであります。議連と致しましてもそのような観点から国民の読書活動を推進しております。この高橋賞と受賞者の皆さまのますますのご活躍を祈念いたします」とお祝いの言葉が述べられました。
  • 贈呈式
  • 表彰状の贈呈
    表彰状の贈呈
    表彰状の贈呈
    表彰状の贈呈
  • 選考顧問・植田康夫氏より選考経過の報告がなされた後、賞の贈呈が行われ、朝の読書大賞は選考顧問で作家・山梨県立図書館館長の阿刀田高氏から、文字・活字文化推進大賞は、同じく選考顧問で作家の井出孫六氏より、各受賞者に表彰状及び副賞が贈られました。
  • 受賞者挨拶
  • 受賞者挨拶 三省堂応援し隊顧問 塚田亮二氏
    受賞者挨拶 三省堂応援し隊顧問 塚田亮二氏
    受賞者挨拶 小松商業高校 細道政祥校長先生
    受賞者挨拶 小松商業高校 細道政祥校長先生
    受賞者挨拶 浅川中学校 須田幸二校長先生
    受賞者挨拶 浅川中学校 須田幸二校長先生
    受賞者挨拶 田井小学校 竹内政俊校長先生
    受賞者挨拶 田井小学校 竹内政俊校長先生
  • 「朝の読書大賞」受賞者の見附市立田井小学校の竹内政俊校長は「朝の読書の定着とボランティア『虹のかけはし隊』による読み聞かせや家読の活動により、児童は集中力、読解力や表現力が増し、結果学力向上に結び付いています」と読書の効力について述べられました。
  • 笛吹市立浅川中学校の須田幸二校長は、「笛吹市は直木賞作家の辻村深月さんや林真理子さんを生んだ地。地域の読書に対しての関心は高く、本校も30年以上にわたり朝の読書を継続してまいりました。今回の受賞を機にさらなる活動の発展を誓います」と述べられました。
  • 石川県立小松商業高等学校の細道政祥校長は、「平成16年より朝の読書を実践していますが、同時に司書を中心に図書館活動に注力、現在では年間5,000冊以上の貸出冊数があり、生徒は読書に対する意欲が増しています。読書とは『心を育てる』行為そのものと考えております」と活動を紹介されました。
  • 「文字・活字文化推進大賞」を受賞された「三省堂書店を応援し隊」の塚田亮二顧問は、「今回の受賞は関係する行政や留萌市民を代表していただいたものと認識しています。『本と人が近くで暮らせるように』『子どもたちの身近に本のある生活がおくれるように』と考え活動を続けてきました。本屋さんが無くなって初めて知る寂しさ、来てくれてあらためて分かったうれしさ。『街から本屋さんを無くしてはいけない』そのような思いで今後も継続してまいります」と述べられました。
  • 以上の式次第を持って式は終了、会場を中ホールから大ホールに移して祝賀会が催されました。
  • 祝賀会
  • 祝賀会 朝倉邦造理事長挨拶
    祝賀会 朝倉邦造理事長挨拶
  • 各受賞者の入場は拍手で迎えられ、高橋松之助記念顕彰財団理事長で朝倉書店社長の朝倉邦造氏より、乾杯の挨拶として、高橋松之助氏の業績や賞の制定の経緯などを話された後に改めて各受賞者へ賛辞を送られました。来賓の三省堂書店社長 亀井忠雄氏は留萌ブックセンター出店の書店側のエピソードとともに受賞者への祝辞を述べられました。祝賀会は130人を超える多数の出席者のなか、受賞者を囲んで賑やかに催されました。

 

【お問い合わせ先】

公益財団法人 高橋松之助記念顕彰財団
〒162-8710  東京都新宿区東五軒町6-24
TEL:03-5225-9711  FAX:03-3266-1855

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